西南学院大学女子同窓会の今後のあり方について(提言)

2017年2月8日

 

西南学院大学女子同窓会 

会長 藤井千佐子 殿

 

西南学院大学女子同窓会あり方検討会

座長 井原絹江

 

西南学院大学女子同窓会の今後のあり方について(提言)

 

1986 年3 月に発足した西南学院大学女子同窓会(西南ゆりの会)は、女子同窓生相互の交流、母校や地域、社会への貢献などを目的として活動を続け、なかでも就職支援講座や新春のつどいの開催など多くの実績を積み重ねネットワークを広げてきました。

しかしながら、本女子同窓会が30周年を迎えた現在、少子高齢化、グローバル社会の中で、地域社会が活力にあふれ、持続的に成長、発展していくためには、女性の視点や感性、発想を最大限に生かしていくことが大切です。

2015年には「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(女性活躍推進法)が制定され、女性の活躍への期待、関心が各分野で高まるとともに、大きく変化する国内外の経済社会情勢の中で、ますます女性の国際的活躍が求められています。

このため、これまでの実績を踏まえながら、さらなる飛躍を目指して、今後のあり方について次のように提言します。

 

1 西南学院大学ではグローバルな世界で活躍している多くの女子同窓生を輩出しています。

今後は、企業をはじめ福祉や文化など各分野において著しく活躍した女子同窓生を顕彰することを目的として「SEINAN Woman of the Year」(仮称)を創設することを期待します。

 

2 本会が発足した1986年は、男女雇用機会均等法が施行された年でした。以来経済社会情勢の変化と共に女性を取り巻く環境は大きく変貌し、女性の生き方も多様になってきました。30周年記念事業として女性の様々な思いをエッセーとして公募した「エッセー大募集」事業は、大きな反響を呼び西南ゆりの会の価値を高めました。今後も継続していくことを期待します。

 

3 女子同窓生が関わるそれぞれの地域や各種団体で、本会の活動目的に沿った事業を企画実施する場合、事業補助することができるように「西南ゆりの会支援事業」(仮称)を創設することを期待します。

 

4 女子同窓会報の拡充、SNSやHPの充実など広報活動の活性化を図り、社会における認知度をさらに高め、一人一人が西南学院に対する誇りと自信を高めていくことを期待します。また将来的には西南学院中学校・高等学校の女子同窓生をも対象として広げ、西南学院女子同窓会として、さらなる活動の推進を図ることを期待します。