西南学院大学女子同窓会(西南ゆりの会)の発足30周年を祝う記念式典と祝賀会が2016年10月29日、オープンしたばかりの西南学院百年館(松緑館)に約160名が集い開かれました。
2016年10月29日(土) 西南学院百年館(松緑館)にて
記念式典では、西南ゆりの会発足30周年を記念して一般から募集したエッセーの表彰式があり、最優秀賞に選ばれた高鳥つばささんらに表彰状と副賞が贈られました。
また、記念講演では、歌人の松村由利子さん(83期・文英)が「手渡されたことばー与謝野晶子とベアテ・ゴードン」と題して講話されました。
来賓を代表して、西南学院大学のK.J.シャフナー学長が祝辞を述べた後、乾杯の音頭を取ったのは、西南ゆりの会と長年にわたって交流を続けてきた九州大学女子同窓生の会「松の実会」の志村恭子会長と福岡大学同窓会有信会の川畑懿子理事長のお二人でした。
会場には、西南ゆりの会の30年のあゆみを紹介する写真や会報のバックナンバーなども展示され、出席者の関心を集めました。全国から駆けつけた女子同窓生たちも「久しぶりね~」、「今日は来てよかったわ~」など、笑顔で交流していました。
【開会挨拶】
西南学院大学女子同窓会西南ゆりの会
会長 藤井千佐子
【祝辞】
学校法人 西南学院 西南学院大学
学長 K.J.シャフナー氏
《第1部》
【西南ゆりの会発足30周年記念事業「エッセー募集」】表彰式
2016年5月2日~8月31日の期間で一般公募を行い、9月29日に審査員3名による審査会で応募総数全144点中から8作品、最優秀賞(1名)・優秀賞(2名)・入選(5名)を決定。
※公平公正な審査を行う為、審査員へは応募者氏名や詳細を伏せた状態で作品が手渡されました。
【最優秀賞】 高鳥 つばさ さん
【優 秀 賞】 松尾 満留美 さん
【優 秀 賞】 篠田 洋子 さん
【入 選】 笹栗 邦子 さん
【入 選】 小西 寿美子 さん
【入 選】 中村 佑菜 さん
【入 選】 清水 真衣 さん
【入 選】 桑野 綾子 さん
※学校行事等により、受賞者3名欠席。
【審査員】
松村由利子氏 (歌人)
中山智幸氏 (作家)
鈴木比嵯子氏(作家)
《第2部》
【記念講演】「手渡されたことばー与謝野晶子とベアテ・ゴードン」歌人 松村由利子氏
《プロフィール》
83期文学部英文学科卒。
毎日新聞社記者として20年勤務した後、2006年フリーに。歌集『耳ふたひら』など。
2009年『与謝野晶子』第5回平塚らいてう賞受賞
2010年『31文字のなかの科学』
2016年『少年少女のための文学全集があったころ』、『短歌を詠む科学者たち』
【ご来賓紹介】
【乾杯】
お二方よりご挨拶をいただきました。
(社)福岡大学同窓会有信会 川畑懿子理事長
九州大学女子卒業生の会「松の実会」 志村恭子会長
【関西支部・東京支部より】
遠方からも駆け付けてくださいました。
(右)《関西支部》佐伯道様
(左)《東京支部》瀬尾薫理事
【祝賀会】ご歓談
【賛美歌】
「312番 いつくしみ深き」
西南プリエールの土井光子さんの指揮にて全員で合唱し、幕を閉じました。
※西南プリエールは、西南学院大学のOGで結成された合唱団で2016年西南ゆりの会と同じく、創立30周年を迎えます。
▼こちらは、当日のオフショットです。
前日までの天気予報は曇り。
お天気が心配されましたが、晴天に恵まれ、西南学院百年館「松緑館」に
東京などの遠方から駆けつけてくださった他支部の女子同窓生との嬉しい再会の場面もありました。
閉会後、会場前にて、参加者全員で和やかな雰囲気に包まれながら、記念撮影が行われました。
【松村由利子氏サイン会】
会場内の書籍販売会にて。
『少年少女のための文学全集があったころ』、『短歌を詠
祝賀会で盛り上がる西南ゆりの会理事、評議員。