西日本新聞の朝刊文化面で11月15日から歌人の松村由利子さん(83期、文英)の連載随筆「アイロンをかける時間」が始まりました。松村さんは10月30日に開かれた西南学院女子同窓会発足30周年記念式典で「手渡されたことば――与謝野晶子とベアテ・ゴードン」と題して記念講演をされたので、お聞きになった女子同窓生の方も多いと思います。
松村さんは毎日新聞記者として20年勤務した後2006年からフリー。歌集に「耳ひとひら」など。2009年に「与謝野晶子」で第5回平塚らいてう賞、2010年に「31文字のなかの科学」で科学ジャーナリスト賞を受賞しています。長年の新聞記者としての経験や歌人としての鋭い観察眼と柔らかな表現力を生かした多数の著書があり、2016年には「少年少女のための文学全集があったころ」「短歌を詠む科学者たち」を出しています。
連載随筆では石垣島在住の松村さんの日常や記者時代の思い出、言葉をめぐる思いなどがつづられています。1人でも多くの女子同窓生のみなさまに読んでいただきたいと思います。(唐原久美子理事記)
コメントをお書きください